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季節風のバラード

第04号, 2020

季節風のバラード

インドの展望 |著者

第04号, 2020


インドは世界でも最も卓越した南アジアと南東アジアに吹く季節風であるモンスーン対策技術を持っている国の一つです。この降雨を伴って吹く風はインド全土に及び、猛烈な暑さの夏からの回復と元気を取り戻させる自然の力の再来を可能にしてくれるものです。

ラジャスタン州のラジャサマンドにある壮大なクムバルガール砦。ユネスコは モンスーン期間にこの古代遺産として残る砦が最高の美をみせるものとして記録しています ケララ州にあるアラップザと呼ばれる美しい風景の町の近くで強い季節雨の降る中でボートを操って男性が水路を渡っているところ。 シッキム州の北東にある州都ガングトクで黒い雨雲を背にして一軒の僧院がその影を映し出しながら建っています。 色のきれいな傘を差した男がケララ州ムンナールにある茶畑の中を通り抜けています。 ユネスコはニューデリーのフマーユーンにある墳墓の記念碑がモンスーンの季節に強い通り雨に濡れた様子を記録にとどめています。 インドでの最高に美しい風景を見ることのできる電車での旅のいくつかは西ガーツ山脈を横切ってインドの西海岸に平行して山稜を走るこの地を象徴するコンカン鉄道に乗っての旅です。モンスーンの期間には、ここの展望風景は驚くべき美しさです。 上部:タミール ナデュにあるオーティのしずかなリゾートタウンをまたいで存在する美しい茶畑はモンスーンの季節にはことに美観を呈します。 虎がラジャスタンのランタムボールでモンスーンの季節の間の雨の日にさわやかな環境を楽しんでいるところ。 メガラヤはインドの北東にあり、この季節には山々から怒涛になって落ちてくる数多くの美しい滝の風景で覆われます。 パンジャブのアムリットサールにある聖なるシーク教を祭る黄金寺院はその上の天空に集まった暗いモンスーンの雲にはっきりとした対照を作って建っています。インドのパンジャブ州には灌漑に要する季節性の降雨によって異なりますが、最高に肥えた土地のあるところです。 マハラシュトラ州のサタラ近郊で激しい降雨のあとの霧のかかった朝のカース 台地の様子。カース台地は数多くの動植物を抱え込む自然の作ったユニークな大地です。 ザンスカール連峰にあるナミカーラ パスを取り囲む山脈の上にかかる雨雲。この 山峰はラダクの連合領地にある高緯度に存在する冷砂漠を縦断して伸びています

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