科学技術

インドは革新します

第02号, 2020

インドは革新します



世界中がコヴィドー19との闘いに緊急発動をかけているなか、インドの科学者や研究者たちは結束して独自の解決策を提示しようとしています。加えてインドは友好国と手を組んで官官提携でコヴィドー19と対抗しようとする動きの盛り上がりにも参加しています。

インド政府の市民的社会参画プラットフォームであるMyGov(マイガヴ)は突如として爆発的に行動の開始に至っています。マイカヴは新型コロナウイルス、学術名コヴィド-19、の拡散防止とウイルスに罹患した人々の治療のための解決策を見つけだすという難事業に市民ぐるみの取り組みを提唱しています。”身構えて、血液凝固率を表すプロトビン時間(PT)即ちINR1ラクという標準正常値を維持するように努力しなさい“とこのサイトのバナーには謳われています。(注:ラクはインドの命数法で10万を意味する。)

インド国内での高品質商材の生産と、インド国製の製品の広範囲に広がった成功を生み出している近年のインド産業界の前進を踏まえて、インド国の製造業の分野は巨大な可能性と将来性を示すに至っています。インド歴史はインドの多様に混合された本質がこの国に危機がせまったとき寄り集まって統合前線となったという出来事で満ちています。今我々は地球的規模の世界の全ての人類を飲み込む大流行と戦うわけですから、この記述の他にもいま一つの章が今現在書かれているようです。

用意を怠らないこと

政府のいくつかの関連省は国がこのような巨大規模の危機状況との取り組みに充分の対処をするべく戦時体制を敷く構えに入りました。民間部門も又この急速な広がりを見せている疫病との戦闘に数多くの企業や自発的参加介入者の規模云々に拘らす、このような協力者たちの連帯を得て加わりました。

このウイルスとの戦闘での主な段階はコヴィク-19拡散に係わるウイルス汚染地域を特定することから開始されました。世界で二番目の人口を持つ国として、数多くの罹患者を持つことに至る場合に備えることもまた絶対に必要なことです。加えて、N95マスク、防具、そして何にもまして、換気のような高度感染保護と対処の必要性も絶対に考えなくてはなりません。

チェンマイで医療スタッフがロボットの’ザフィ‘(C)とともにいます。このプロペラ テクノロジー社の製作による双方向性ロボットはコヴィド-19感染患者隔離病棟に配置されることになっています。

適切な対応

3月20日に科学技術省(DST)はインドで急速に発展している工業用でスタート-アップ産業でもあるエコシステムのコヴィク-19との闘いにむけての技術革新的解決案に関しての協力を求めています。300という驚くべき数の企業が協力的な応答をこの呼びかけに寄せ140件もの正式提案が政府組織であってインド発の技術の製品化と海外から輸入された技術の適合化のため財政支援を行う役割のTDB(技術開発委員会)に寄せられました。

自動車運転者がタミル ナデュのチェンマイにある革新的で速い消毒トンネルを車で通り抜けているところ

最初に寄せられたこれらの団体からの応答は結果を出すまでの時間を最小限に短くすることを目的とした診断キットを製造するための革新的なキット製造取り掛かり方法でした。その他の提案はワクチン開発促進、体温測定機、PPE(個人用防護具)の大規模生産、それに検疫場所其の他での必須用具をモニターする情報技術を使用しての革新的解決法等でした。

受容されたコロナウイルスへの挑戦方法

その一番致死的な段階に置いて、コロナウィルスは肺にダメージを与えて肺機能を激甚的に低下させることで知られています。最初に開発を急ぐべきであると認められた分野の一つは罹患患者の治療を管理する人工呼吸器の製造でした。国中のいくつかの大規模組織体が業種間格差を上回って連合会を形成する機会が浮かび上がりました。適切な例はヘビー級の自動車産業です。マルティ-スズキ インドのニューデリーに本社を置く人工呼吸器製造業社のアグヴァ ヘルスケアとの連携です。このジョイント ヴェンチャーはこの高度に専門化した機械を現在の月400台の生産量から月1万台までの劇的な生産量増加を目標としています。

同様に、今一つの工業生産の巨人であるマヒンドラ&マヒンドラ社はスカンレイ(国際的ヘルスケア技術会社)、BHEL, それにバラト エレクトロニクス株式会社(BEL)とチームを組んで改良型人工呼吸器の製造に乗り出すことになりました。この改良型人工呼吸器は現況の需要を満たすには最適で、しかも輸送が容易だとされています。この合弁会社はこの他に低価格の先住民の開発による消毒剤の生産を開始し、これはインディアンルピー400/リターという低価格で入手できるようになるとのことです。でもこれだけが全部ではありません。DRDO(国防研究開発機構)のような国営組織もまた地元起業家たちと連携を組み、大規模な生産体制でN95マスクの生産を始めています。

呼吸を楽にする

政府機関とそれに民間部門からの非常にありがたい応援とで以下のような入手困難な装置の製造の増産が目指されています。例えば、換気装置を製造している会社は月に約5,500台の共同容量を持っていたにすぎなかったのですが、いまはベンチャー企業と合弁して月50,000台に及ぶ生産量にまで増加させる体制を整えています。テストキットとPPEは、現在輸入されている大量のストックとは別に、国家固有体制で生産されようとしています。インド中の一流教育機関のなかでも一番賢明な人々が危機に瀕しているヘルスケア用品を求めやすい価格で広く普及させることを目指す競争に自主的に加わりました。世界中に散らばっている海外移住者であるインド人もまたインド国民がかつて経験した最大の危機の一つと戦う気構えを立てている多くのスタートアップ企業に生産を工夫して製造上の問題を解決する助言をして協力しています。

委員会のいくつかは防災法に基づいて拡散するコヴィド-19を監視し,抗戦する態勢を固め、民間部門からの協力を以て、先見の明をもっていたサルダール パテルの言である“小さな水たまりは澱んでしまうし役立たずです。けれどももしこのような小さな水たまりが寄り集まって大きな湖を創り出したらその湖の大気は澄んで万物に利を齎します。”を確固とした信念として突き進んでいます。

ヴィネヤックスーリヤスワミ

ヴィナヤク・スルヤ・スァミはデリーに拠点を置くジャーナリストです。彼は機械工学の学位を取得し、インド海軍で見習いの造船技師として働いてきました。10代の頃からパートタイムで作家をしていた彼は、執筆と旅行の楽しみを追求するためジャーナリズムの道へ切り替えました。
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