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ハンガー・ゲーム

第03号, 2019

ハンガー・ゲーム

ガガン・ナラン |著者

第03号, 2019


有名な国際射撃スポーツ連盟のワールドカップで、若いインド人射撃選手が明るく輝く標的を射撃し、インドの若手選手による射撃の腕前が、世界レベルでも高いレベルにあることを証明しました

インドでは、スポーツの分野でも最近の進歩は著しく、成功を目指して努力し、目標を達成するために継続する能力を持つ才能ある若い選手を輩出しています。最近、開催された国際射撃スポーツ連盟(ISSF)ワールドカップ(今年初めに開催)は、若いインド人選手が自分たちの地位を確立することができた典型的な例となりました。インドの選手たちは、2年連続でトップの座を維持することを目標にして参加し、合計4つのメダルを獲得しました。そのうちわけは、金メダル3と銀メダル1個で2020年の東京オリンピックの射撃で5人分の参加割り当て数を確保しました。インドの第1チームは、主に学校を卒業したばかりのアスリートで構成されました。多くの場合、新鮮な血は、達成への新たな望みをもたらし、以前に目標として設定された記録を忘れ、彼らのすべてを与えるという驚くべき忍耐力をもたらします。このことは、20197月にドイツのスヒで開催されたISSf Junior World Cupで、再び証明されました。アイシュワリヤ・プラタップ・シン・トマールは、素晴らしいパフォーマンスを披露しメダルを獲得ました。インドの射撃チームは、なんと10個の金メダルを獲得してチャンピオンシップを終えました!インドは、興味深いことに、来年31526日に、ニューデリーで、来年のISSF複合ワールドカップを主催します。複合ワールドカップには、ライフル、ピストル、ショットガンのレースが含まれます。

2019ISSFワールドカップの男子10mエアライフル決勝で、歓声を上げる観客たち

星の中から

1986年に、射撃競技のワールドカップがISSFによって導入され、オリンピックへの出場資格を得るための明確なシステムが確立されました。競技は、毎年、すべての射撃カテゴリを対象として、4種目のコンテスト行われます。これらのカテゴリーのトップクラスの選手たちが、決勝戦でオリンピックの出場権をかけて争いします。98か国の鍛え上げられた919人のアスリートたちが、ミュンヘンに集まり、ISSFのワールドカップのメダルとともに、2020年の東京オリンピックの出場権をかけて、17か所の競技場で競い合いました。2019年の決勝戦に、インドは35人の選手を送り込みました。ヘーナ・シドゥ、アンジュム・ムジギル、アプルビ・チャンデラのようなベテラン選手に加えて、サウラブ・チャウダリー、メフーリ・ゴシュ、エラヴェニール・ヴァレリバン、アブヒシェク・バーマ、シャザー・リズウィ、マヌ・バカー、ラヒ・サルノバットらが信頼できる選手として選ばれました。トーナメント中に、トップ集団に名前を連ねた選手の1人はディビヤンシュ・シン・パンワルです。彼は、前日に、男子10mエアライフルの混合チーム競技で、初の国際シニア・メダルを獲得し、2020年東京オリンピックへの出場権を確保していました。10代のスターであるBhakerChaudharyは、10mのエアピストル混合チームで、ニューデリーで表彰台の最上段に位置したのに引き続き、2年連続の金メダルを獲得しました。各選手は、日本で大きな勝利を収める可能性を秘めています。既に出場権を獲得している人もいれば、それに向けて努力中の選手もいます。

プネーのガンズ・フォー・グローリー(GFG)射撃アカデミーの若手のスター選手たち。

若い選手に注目

世界レベルでインドの射撃競技の戦績を劇的に変えた要因の1つは、ジュニアレベルへの大規模な投資です。この発展は、国内で射撃競技を活発化する方向で積み重ねられてきた絶え間ない不屈の努力によるものです。20年前には、スポーツの分野の最先端の機器や、科学的アプローチへのアクセスは容易ではありませんでした。優れた射撃選手になって初めて、世界クラスの装備を手にする機会を得ることができました。私たちは子供たちに、最初から最先端のテクノロジーを利用させたいと思い、それが、私がGun For GloryGFG)を始めた理由の1つです。GSGは、インドの若手の意欲的な射撃選手に、総合的な開発プログラムを提供することを目的とする、プネに拠点を置く射撃競技のアカデミーです。社会におけるスポーツのキャリアについての見方の変化も、若者への支援を後押ししています。以前はクリケットだけでしたが、今ではインドの射撃選手、短距離選手、テニス選手などがオリンピックを含む国際トーナメントで金メダルを獲得し、他のスポーツも注目され始めています。親たちも、自分の子供が、キャリアの1つとして、スポーツをしているという考え方を認め始めています。若者の間で、スポーツを奨励する連合政府の「ケロ・インディア」イニシアチブに基づき、制度的な支援策が整備されてきました。このプログラムでは、様々なスポーツを合計して1,000人の選手たちが選定され、選ばれた選手には、毎年50万ルピーが、8年間、支給されます。

インドの射撃選手Manu Bhaker(右)とSaurabh Chaudhary(左)は、ISSFワールドカップのミックス10mエアピストルの決勝で金メダルを獲得しました。

賞の見どころ

トレーニング・テクノロジーの進歩により、何人かの若手の射撃選手たちの夢が現実になりつつあります。全インドから集められたトップレベルの選手たちは、世界レベルでも好成績を収める力を持っています。私はインド全土で高いレベルのアカデミーを開催していますが、他にもレベルの高い選手育成機関が育ってきています。地方自治体は、初心者向けの育成プログラム、すぐれた選手の育成や、ハイレベルの選手の発掘に力をいれています。射撃はインドで最も急速に成長しているスポーツの1つであり、他のどの国よりも急速に成長しています。最近の世界的な成功は、全インドの関係当局による努力の証です。

インドの射撃選手、アンジュム・ムジル(左)とラビ・クマール(右)ISSFワールドカップのミックス10mエアライフル予選に参加しているところ。

ガガン・ナラン

Gagan Narangは、2012年のロンドンオリンピックの銅メダリスト(男子10メートル、エアライフル)です。彼はまた、この種目に参加した最初のインド人でもありました。彼は、全インドの若い射撃選手を支援する世界クラスの射撃選手育成アカデミー、Guns for Gloryの創設者です
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