省は話す

前書き

第01号, 2020

前書き

インドの展望 |著者

第01号, 2020


あらたな10年における世界のガードマンとしてのインドの全体像は世界に提示する、より決然として成熟した前向きの外交面を世界に提示する方向への緩やかな移行を経てきています。インドは巨大な進歩を達成しました - 統治法のディジタル化であれ、US5兆ドルにもなろうと...

あらたな10年における世界のガードマンとしてのインドの全体像は世界に提示する、より決然として成熟した前向きの外交面を世界に提示する方向への緩やかな移行を経てきています。インドは巨大な進歩を達成しました – 統治法のディジタル化であれ、US5兆ドルにもなろうとしている経済規模といい、また、インドの全国民に基本的な衛生環境を用意したということなど。しかし年月を超越して我らの慣習、文化、並びに芸術的遺産はお互いの関係を保って生きのこってきていて、我々の生活様式を今日まで支配してきています。

国と国との距離がどんどんと縮まってきている世界に於いてサンスクリットの語句であるヴァスダイヴァ クツムバカム(世界は一つの家族)はインドの国際的外交先導権の意味の重大性を明確にする因子なのです。インドのニューデリーで毎年開催される地政学と地理経済学についての多国間会議であるダイシナ ダイアログは注目すべき会議です。この会議が地球社会が直面する最高に難しい問題と、また、国境を越えた主体の政治的相互作用を定義付けることに参加する用意のあるインドという国の確固とした実質的なイメージを投影することの助けにどのような形でなれるようにするかという問題に発言するための革新的な進取の精神の発露の場として、台頭してきた会議なのです。

外交上の繋がりをこなす多忙なスケジュールの皮切りとして、インドはブラジル大統領のジャイール ボルソナロのホスト役を務めましたが、このブラジル大統領はまた第71回共和国記念日祝典の主賓としても迎え入れられたわけです。スリランカ首相のマヒンダ ラジャパクサもまたニューデリーを首相としての最初の海外訪問として訪れましたが、彼に続いてベトナムの副大統領のダング・シー・ンゴック・シンフとポルトガル大統領のマーチェロー・レベロー・ディー・スーザーもニューデリーに到着しました。言うまでもなくこれらのトップ級の政治家のうちでのハイライトはアメリカ合衆国大統領のドナルド トランプのインド訪問でこの訪問でトランプ大統領はグジャラットのアメダバドでの‘ナマステ トランプ’イベントに出席しました。合衆国大統領はまたアグラにあるインドを象徴するタジ マハールの訪問も果たし、その後ニューデリーでの二国間の広軌に亙る議題についてのディスカッションをも行いました。

持続可能な開発と気候変動の問題を我々のすべての政策のトップに据えて、我々はパダチェリー州のオーロビルに旅程を進め、この地の自然で持続可能なユートピア社会で行われている盛んな日々の出来事をじかに目で見ました。それから我々はインド全土に散らばって存在する古代の階段井戸を訪問して年を経たインドの都市全体にかけての地下水の水位をあげる努力がなされた証である当時の貯水技術の跡を見学しました。

インドが経験したそれまでになかった変革は又インドの最もよく行われている慣習の再改革とも関係を持っています。例を挙げると、ラジャスタン州のサンガネールとバグルーに端を発する木版印刷技術は乾燥した砂漠という地理的条件に会うようにデザインされていました。ラジャスタンを訪問中に我々はマンガニヤール共同体をも訪ねましたがここでは神を喜ばせるためにパーカッション楽器を使って雷鳴の似た音をだしていたことで知られています。我々はそれから国土を横断して旅を続け、インドのオルタナティブ音楽がどのようにして常にそのような慣習が行われていたところから霊感を得てその音楽を創りだしていたかを理解しようとしました。

それから我々はヒンズーの主流映画となっているスポーツ関連の伝記映画がどのように映画の筋書きをスポーツ人の業績の結果がもたらした誇りと名誉をそのスポーツをする当事者たちのみならずその国全体に与えることになったそれらスポーツ英雄たちに焦点を当てる映画に変化させてきたかという点の考察をするにいたったのです。

レービーシュ クーマー

 

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